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スカウト文の点検ツール

スカウト文の件名と本文を貼ると、経歴への言及・文字数・決まり文句・条件・日程調整のリンク・年齢と性別の表現・差し込み漏れなど10項目を点検し、直し方を示します。本文は送信しません。

更新

KEY POINTS — この記事の要点

  • スカウト文の件名と本文を10項目の決まりで調べ、項目ごとに「問題なし」「直す候補」「要確認」を出します。

  • 点検はブラウザの中だけで行い、本文をサーバーにもAIにも送りません。

  • 判定の基準は当社の見立てで、返信率を予測・約束するものではありません。

件名の欄が無い媒体なら空欄のままでかまいません。

貼り付けた本文は送信しません(0字)。

例: Go、決済基盤、3拠点。読点で区切ります。空欄なら、経歴への言及の項目は「要確認」になります。

RESULT — 点検の結果

本文を貼り付けて「点検する」を押すと、10項目の結果と直し方がここに出ます。

  • 判定と計算の決まりは当社の見立てです。結果を約束するものではありません。
  • 入力した本文と数字は、このブラウザの中だけで扱い、送信しません。
  • 「要確認」は、文字列だけでは判定できない項目です。合格の扱いにはしません。

この点検で分かること・分からないこと

ANSWER

スカウト文の点検ツールは、貼り付けた件名と本文を10項目の決まりで調べる無料の道具です。項目ごとに「問題なし」「直す候補」「要確認」を出し、返信率の予測はしません。

点検はブラウザの中だけで行い、本文をサーバーにもAIにも送りません。判定に使うのは、語の一覧と字数の決まりだけです。

分かるのは、文面の「形」の抜けです。たとえば、差し込みの印の残りや、日程調整のリンクの抜け。条件が書かれていない文面も、ここで見つかります。

分からないのは、文面の「中身」の良し悪しです。経歴の読み違い、事実と違う記述、候補者に響く訴求かどうかは、人が読んで決めます。判定の基準は当社の見立てで、満たしても返信を約束するものではありません。

10項目の判定の決まり

ANSWER

10項目は、経歴への言及、3種類の長さ、決まり文句、求人の具体、次の一歩、年齢と性別の表現、敬称、差し込み漏れです。

どの項目も、文字列から確かめられることだけを見ます。下の表は、ツールの判定と同じ決まりです。

項目見ること問題なしの条件
01 経歴への言及入れた経歴の語が文面にあるか語が1つ以上ある(語が無ければ要確認)
02 件名の長さ空白を除いた字数10〜40字
03 本文の長さ空白とURLを除いた字数200〜800字
04 1文の長さ句点・改行で区切った1文の字数どの文も80字以内
05 決まり文句定型の挨拶で始まるか、誰にでも言える褒め言葉があるかどちらも無い
06 求人の具体仕事の中身・給与・勤務地と働き方・時間と休日4つのうち3つ以上
07 次の一歩面談・日程の案内と、URL両方ある
08 年齢・性別の表現年齢・年代・性別で対象を絞る表現見当たらない
09 敬称敬称の重なり、各位、候補者への「御社」見当たらない
10 差し込み漏れ〇〇・●●・XX・{{name}}・【氏名】など見当たらない

「定型の挨拶」は「突然のご連絡」「はじめまして」「お世話になっております」などで始まる書き出しです。宛名だけの行(「山田様」)は飛ばして、その次の文を見ます。「誰にでも言える褒め言葉」は「素晴らしいご経歴」「ピッタリ」「やりがいのある」などです。

10項目をどう選んだか

ANSWER

10項目は、受け取った人が文面を読む順に沿って、4つの問いに分けています。選ばれた理由が伝わるか、読み切れるか、判断と次の行動ができるか、信頼を損ねる誤りが無いかです。

選ばれた理由(01・05): 相手は最初の数行で、自分宛ての手紙か、大勢への案内かを見分けます。経歴の語が入っていれば前者の手がかりになり、定型の挨拶や褒め言葉は後者の手がかりになります。だから、この2つを対で見ます。

読み切れるか(02〜04): 件名は受信箱の一覧で開くかどうかを決め、本文の量と1文の長さは途中で閉じられるかどうかを左右します。3つとも字数で測れるので、目安の幅を置いて機械的に判定します。

判断と次の行動(06・07): 興味を持った人は、仕事の中身と待遇を見て、会うかどうかを決めます。決めた後に何をすればよいかが書かれていないと、気持ちが冷めるまで放っておかれます。条件の4観点のうち3つ以上を求め、面談の案内とリンクを両方そろえる決まりにしたのはそのためです。

信頼を損ねる誤り(08〜10): 年齢や性別で絞る言い方、敬称の取り違え、伏せ字の残りは、1か所あるだけで文面全体の印象を下げます。ほかの項目と違い、目安の幅ではなく、見つかったら直す候補として出します。

反対に、入れなかった観点もあります。会社の魅力の強さ、文体の好み、絵文字の可否は、職種や社風で答えが変わるので、決まりにしていません。

経歴への言及を「要確認」にする理由

ANSWER

候補者の経歴は文面の外にあるので、経歴の語を入れないと、文面が経歴に触れているかを判定できません。判定できない項目は、合格の扱いにせず「要確認」にします。

受け取った人がまず知りたいのは、大勢の中から自分が選ばれたわけです。定型の文面だと、相手は求められていないと受け取りがちで、リクルートダイレクトスカウトの採用担当者向けの解説もこの点を挙げます。文面の組み立て全体はスカウト文の書き方で解説しました。

そこで、経歴への言及は入力に頼る作りにしました。候補者のプロフィールから拾った語(会社名・扱った技術・規模・資格)を、読点で区切って入れてください。語が1つでも件名か本文にあれば「問題なし」、1つも無ければ「直す候補」です。

語が文面にあっても、触れ方が浅いことはあります。「Goのご経験」より「Goで決済基盤の性能改善を3年担われたご経験」の方が、読み込んだことが伝わります。この差は字面では測れないので、最後は人が読んで決めてください。

件名・本文・1文の長さの目安

ANSWER

目安は、件名10〜40字、本文200〜800字、1文80字以内です。媒体の公式な決まりではなく、スマートフォンで読む前提の当社の見立てです。

スカウトは移動の合間にスマートフォンで開かれやすく、媒体の運営会社の解説も長文を避けるよう勧めます。リクルートエージェントの記事が勧めるのも、短い文での端的なまとめ方です。ただ、どちらも何字までという線は引いていません。

件名が短すぎると、どの経歴を読んで送ったのかが入りません。長すぎると、受信箱の一覧で後半が切れて見えないことがあります。本文は、送った理由と条件を書けば200字を超えるのが普通です。800字を超えると、会社紹介が膨らんでいることが多いと当社は見ています。

1文が長くなる原因は、たいてい読点でのつなぎ過ぎです。「〜で、〜し、〜なので」と続く文は、2つに分けると読みやすくなります。ツールは、句点・感嘆符・疑問符・改行で文を区切って数えます。URLは字数に入れません。

職種によって、合う長さは変わります。看護・介護やドライバーは、勤務の条件を見比べて応じる人が多い職種で、条件を短く先に示す方が伝わります。エンジニアの文面は、扱う技術と課題を書く分だけ長くなりがちです。職種ごとの書き分けはエンジニア採用のAIスカウト代行と施工管理採用のAIスカウト代行で、それぞれ掘り下げています。

年齢・性別の表現は何を見ているか

ANSWER

年齢の上限・年代の指定・若さを条件にした語と、性別の指定・性別を前提にした職種名を探します。法令の例外に当たるかは判定せず、その判断は送る側の役目です。

募集と採用での年齢と性別については、2つの法律に定めがあります。条文の原文は次のとおりです(e-Gov法令検索で確認)。

LAW — 条文の原文

労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律 第9条: 「事業主は、労働者がその有する能力を有効に発揮するために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、労働者の募集及び採用について、厚生労働省令で定めるところにより、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。」

雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律 第5条: 「事業主は、労働者の募集及び採用について、その性別にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。」

前者は旧称を雇用対策法といい、2018年7月の改正で題名が変わりました。年齢の条文は、改正の前は10条、今は9条です。

年齢には、施行規則1条の3に例外があります。定年を下回る年齢での募集(期間の定めのない契約に限る)や、法令で年齢による就業の制限がある業務などです。長期の能力開発を目的とした若年者の募集も、条件つきで例外に入ります。

ツールは、例外に当たるかどうかを見分けません。「35歳まで」「20代の方」「若手」「男性のみ」「営業マン」といった表現を見つけると、直す候補として示します。仕事に要る経験・資格・働き方に言い換えられないかを確かめてください。例外に当たるかの判断と、その表現で送るかどうかは、御社の判断です。

直す候補が多いとき、どこから直すか

ANSWER

差し込み漏れと敬称の誤りを先に直し、次に経歴への言及と次の一歩、最後に長さを整えます。前の2つは、1通でも候補者の信頼を落とすからです。

  1. 差し込み漏れ・敬称: 「〇〇様」のまま届くと、一斉送信の文面だと一目で分かります。名前の後の「様様」も同じです。
  2. 経歴への言及: 冒頭の3行のどこかに、プロフィールの具体を1つ入れます。
  3. 次の一歩: 面談の形と、相手が都合のよい時間を自分で押さえられるリンクを文末に置きます。エン・ジャパンが2024年に公表した調査では、辞退を防ぐ手立ての1位に、書類選考を通った人へ早めに連絡することが挙がりました(85%)。待たせない工夫は、スカウトの返信の直後にも効きます。
  4. 求人の具体: 仕事・給与・勤務地・時間のうち、候補者が判断に使うものを短く足します。
  5. 長さと決まり文句: 会社紹介と挨拶を削り、長い文を分けます。

直した文面が効いたかどうかは、自社の返信の数でしか確かめられません。数え方はスカウトの返信率の目安と上げ方が、返信の後の段取りは面談設定率を上げる方法が詳しく扱います。

項目ごとの直し方の例

ANSWER

直す候補が出た項目は、たいてい1文の差し替えで済みます。下の表は、物流システムのエンジニアに宛てた文面を例にした、直す前と後の一言です。

項目直す前直した後
01 経歴への言及これまでのご経験を拝見しました物流倉庫のWMS刷新を主導されたご経験を拝見しました
02 件名の長さご案内WMS刷新のご経験を、配送管理の作り直しに
04 1文の長さ読点で4つの用件をつないだ、80字を超える1文用件ごとに句点で切り、1文に1つの用件を置く
05 決まり文句突然のご連絡失礼いたします(削り、経歴に触れる1文から始める)
06 求人の具体待遇は面談でお伝えします年収は650〜800万円、週3日リモート、フレックス勤務です
07 次の一歩ご興味があればご返信ください30分のオンライン面談の日時は、下のリンクから選べます
08 年齢・性別の表現20代の方が活躍中です入社後半年で、設計を任されたメンバーもいます
09 敬称御社で培われたご経験現職で培われたご経験
10 差し込み漏れ〇〇様へ山田様へ(宛名を入れてから点検にかける)

08の言い換えでは、年代の代わりに、入社後に何を任されるかを書いています。読み手が知りたいのは、自分が場になじめるかと、どこまで任されるかです。年代はその代わりの目印にすぎないので、中身をじかに書く方が伝わります。

09の「御社」は、企業に宛てた文の癖がそのまま残った誤りです。個人の候補者が勤める会社は「現職」「今のお勤め先」と書きます。03の本文の長さは1文では直らないので、次の通しの例で扱います。

1通を通しで直した例

ANSWER

経歴の語に「WMS、物流倉庫、Python」を入れて次の「直す前」を点検すると、10項目のうち9つが直す候補になります。同じ語で「直した後」を点検すると、10項目すべてが問題なしです。

BEFORE — 直す前

件名: 〇〇様へ特別なご案内

〇〇様 突然のご連絡失礼いたします。株式会社サンプルの採用担当です。 素晴らしいご経歴を拝見し、御社で培われたご経験を当社の新しい事業でぜひ活かしていただきたいと考え、まずは一度カジュアルにお話しできればと思い、ご連絡を差し上げた次第です。 20代の方が活躍中の、やりがいのある職場です。 ご興味があれば、このメッセージにご返信ください。

直す前の文面で問題なしになるのは、件名の長さだけです。本文は空白を除いて165字で、目安の下限に届きません。経歴に触れたつもりの長い1文は84字あり、1文の長さでも引っかかります。会社名と「お話ししたい」の気持ちは書いてあっても、何の仕事か、待遇はどうか、どう申し込むかが抜けています。

AFTER — 直した後

件名: WMS刷新のご経験を、配送管理の作り直しに

山田様 物流倉庫のWMS刷新を、Pythonで主導されたご経験を拝見しました。 当社はいま、配送管理の仕組みを一から作り直しています。 お任せしたいのは、倉庫と配送をつなぐ部分の設計です。 チームは開発4名と現場の担当2名で、月に一度は倉庫にも足を運びます。 入社後半年で、設計を任されたメンバーもいます。 年収は650〜800万円、週3日リモート、フレックス勤務です。 30分のオンライン面談で、今の課題をお話しします。 日時は下のリンクから選べます。 https://example.com/meet

直した後は、空白とURLを除いて219字、最も長い文は34字です。足したのは、仕事の中身、チームの規模、待遇、面談の形と申し込み先の4つでした。反対に、会社紹介と挨拶は削っています。字数は増えても、1文が短いので読む負担は軽くなります。

この例の会社名・氏名・URLは説明のための仮のものです。点検で問題なしになっても、経歴の読み違いが無いか、条件が求人票と合っているかは、送る前に人が見て確かめてください。

点検の限界

ANSWER

判定は語の一覧と字数によるもので、文脈は読みません。決まりに合わない書き方でも問題のない文面はあり、その逆もあります。

  • 「ぴったりのサイズ」のように、別の意味で使った語も決まり文句として拾います。
  • 一覧に無い言い回しの決まり文句や、年齢を遠回しに示す表現は拾えません。
  • 媒体それぞれが設けた字数の上限や、URLを載せてよいかは見ていません。各媒体の公式ヘルプで確かめてください。
  • AIで書いた文面にある事実の誤り(候補者の経歴の取り違えなど)は、判定できません。

すべて「問題なし」でも、それは形が整ったという意味です。誰に送り、求人のどこを推すかは、文面を書く前に決めておくことです。その手順は採用の定石で解説しています。

例文集と組み合わせて使う

ANSWER

例文集の各文例には、この点検ツールに本文を渡すボタンがあります。文例を自社の求人に書き換えたら、点検で差し込み漏れと抜けを確かめます。

文例の置き場所はスカウトメールの例文集で、施工管理、営業、エンジニアなど職種ごとに分けています。渡す本文はURLに載せず、同じ端末のブラウザ内で受け渡します。

受け渡した本文は、点検ツールが読み込んだ時点で消します。プライベートウィンドウなどで受け渡しができないときは、文例をコピーして本文の欄に貼り付けてください。

個別に書く手間が報われるかには、海外の数字があります。LinkedInが2022年に出した分析は、1人ずつ宛てたInMailの返信率が、まとめて送ったものより約15%高いと報告しました。日本の媒体で測った値ではない点に注意してください。

1人ずつ書く手間をどうするか

出典

SOURCES — このページの出典

判定の基準(字数・語の一覧)は当社の見立てで、上の出典の数値ではありません。

FAQ

よくある質問

点検に入れた本文は、どこかに保存されますか?
保存も送信もしません。判定はブラウザの中だけで行います。例文集から移ったときだけ、本文を一時的にこのブラウザの保存領域に置き、ツールが読み込んだ時点で消します。
10項目がすべて「問題なし」なら、返信は来ますか?
約束はできません。この点検が見るのは、差し込み漏れや条件の抜けといった文面の形です。候補者に合った求人か、訴求が響くかは判定していません。
「要確認」と出るのはどんなときですか?
文字列だけでは判定できないときです。経歴の語を入れていないときの経歴への言及、件名が空のときの件名の長さ、本文が空のときの全項目が当たります。
媒体ごとの文字数の上限に合っているかも分かりますか?
分かりません。上限は媒体と送り方で違うため、点検には入れていません。媒体の公式ヘルプで確かめてください。
ChatGPTなどのAIで書いた文面も点検できますか?
できます。決まりは同じです。ただし、AIが経歴を取り違えた・事実と違うことを書いた、という誤りは判定できないので、送る前に人が読んで確かめてください。